みなさん、一つの作業にだけ集中することはできますか？
スマホやテレビに目を奪われてはいませんか？
現代社会は、刺激が多く、情報量が豊富です。
しかし、その一方で、私たちは注意力散漫に陥りやすく、時間に追われることが多いです。
そしてなにより昨今では一つの作業に長時間集中できない注意力散漫な若者が増えております。
当記事では、なぜ若者の集中力できなくなっているのか、そして今からでも身に付く集中力の高め方をご紹介致します。
注意力散漫な若者になってしまう背景には幼少期の育てられ方にあります。
昨今のスマートフォンの利用により、スマホを見ながら子育てをされる方が増えてきました。
子供と目を合わせてコミュニケーションを取る機会が減り、「ながら作業」の光景を見ながら育つことで、集中して作業することができなくなってしまうのです。
幼少期の段階である程度の集中力が決まってしまうと言われておりますが、後々に改善していくことが可能です。
以降では、上記背景を踏まえて注意力散漫になってしまう原因についてご紹介していきます。
注意力散漫とは、集中力が続かず、物事に対して注意を払えない状態を指します。
最近、注意力散漫に悩む人が増えています。
特に、スマートフォンなどのデバイスが普及した現代社会では、注意力散漫に陥りやすくなっています。
今回は、注意力散漫の原因について考えていきます。
注意力散漫になってしまう主な原因は4つあります。
- 過度のストレス
- 睡眠不足
- スマートフォンなどのデバイス
- 運動不足
①過度のストレス
ストレスは、身体的、精神的に様々な影響を与えます。
過度のストレスは、脳にも悪影響を与え、注意力散漫の原因となります。
ストレスが原因で、脳内の神経伝達物質が不足することにより、注意力が低下してしまいます。
例えば、仕事のストレスや、人間関係のストレスなどが原因となることがあります。
しかし、ストレスを完全に回避することは難しいものです。
ストレスに対しては、ストレス解消法を取り入れることが有効です。
例えば、趣味を持つ、リラックスできる場所に行く、人と話すなどが効果的です。
②睡眠不足
睡眠は、脳が回復するために非常に重要な要素です。
十分な睡眠をとれないと、脳の機能が低下し、注意力散漫の原因になることがあります。
睡眠不足によって、脳内の神経伝達物質が減少し、注意力が低下するためです。
特に、夜更かしや寝付きが悪いことが原因となることが多いです。
睡眠不足を解消するためには、規則正しい睡眠を心がけることが大切です。
就寝時間や起床時間を一定にし、寝る前にリラックスする時間を持つことが有効です。
また、寝る前にスマートフォンやパソコンの使用を控えることも睡眠の質を高めるための方法です。
③スマートフォンなどのデバイス
現代社会では、スマートフォンなどのデバイスによって、情報を常に手軽に得ることができます。
しかし、スマートフォンの使用は、注意力散漫の原因となることがあります。
スマートフォンなどのデバイスによって、脳が刺激されすぎ、集中力が低下することがあります。
スマートフォンの使用を減らすためには、制限を設けることが有効です。
例えば、寝る前や食事中はスマートフォンを使わない、SNSやゲームの利用時間を制限する、通知設定を調整するなどが効果的です。
また、スマートフォン以外の娯楽を探すことも、スマートフォンの使用を減らすために有効な方法です。
④運動不足
運動不足も注意力散漫の原因となります。
運動不足によって、脳内の神経伝達物質が不足し、注意力が低下してしまいます。
また、運動不足はストレスを引き起こすことがあり、ストレスによって注意力散漫が引き起こされることもあります。
運動不足を解消するためには、適度な運動を心がけることが重要です。
ウォーキングやジョギング、筋トレなど、自分に合った運動を取り入れることが有効です。
また、運動不足を解消することで、ストレスを解消する効果も期待できます。
集中するためには周りに誘惑が無い環境を作ることが大切です。
下記はおすすめの作業環境になります。
- 自分の部屋
- お風呂場・トイレ
- カフェ・図書館
①自分の部屋
自分の部屋での作業は誘惑も多く、注意力散漫の原因となるものが多くありますが、工夫をすることで作業に集中できるようになります。
例えば、以下の工夫があります。
- スマホなどのデジタルデバイスは触れないように音楽再生機として活用する。
- 寝具は睡魔を誘うため、可能ならたたんでおく。
- 集中しているもの以外の本・漫画・ゲームなど娯楽品をしまっておく。
- テレビを付けないようにする。
②お風呂場・トイレ
お風呂場やトイレは誘惑するものが無く、持ち込める物も限られているので、一つのことだけに集中することが可能です。
また雑音等も聞こえづらいので、より集中することができます。
③カフェ・図書館
最後は、おすすめ作業スペースとして挙げる人が多くいるカフェや図書館になります。
集中できるための仕切りや仕様、そして周りにも同じように作業にしている方がいることの安心感から集中することができます。
また、誘惑するものも少なく、人の目があることで怠けづらくなります。
いかがでしたでしょうか。
注意力散漫は、タイムマネジメントに悪影響を与えます。
しかし、集中力を高め、マルチタスクを避けたり、環境を整えることで、効率的なタイムマネジメントを実現することができます。
別のことに注意も引っ張られ、作業が途切れてしまう時間が削減されれば、時間に余裕が生まれます！
ぜひ、本記事で紹介した方法を参考に、集中力を身に付けていただければ幸いです。
それでは、ご読了ありがとうございました。
