みなさん、わんわん物語をご存じでしょうか。
血統書付きの名犬レディと賢く自由気ままな野良犬のトランプのダブル主役で織りなす、家族愛そして友情、愛情を描いた作品です。
私個人としても大変思い出深い作品です。
この作品をまだ観たことが無いという方でも、コッカー・スパニエルのレディと雑種犬のトランプが一緒にパスタを食べている画像は一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
今回はそんなレディとトランプから学ぶ時短テクニックや時間確保術と合わせて二匹の処世術についてご紹介致します。
ある日、ニューイングランドに住む、男性「ジム」は妻の「ダーリング」へ一匹の子犬コッカー・スパニエルの「レディ」をプレゼントします。
レディは元気いっぱいな家族思いの犬で、時には番犬として時には新聞受け取り係として大活躍。
ジムとダーリングからたくさん愛されていきます。
時が経ち、ジムとダーリング天からの贈り物こと赤ん坊を授かります。
とても大切にされていたレディは赤ん坊が産まれることにより、居場所を失ってしまいます。
そして元気いっぱいだったレディも「すぐ目の前に見えてても私に見向きもしない」と感傷的な性格になってしまいました。
そしてある日ジムとダーリングは用事で家を2、3日留守にすることになり、期間中はベビーシッターの「セーラ」おばさんが赤ん坊の世話をする事になりました。
それからというものレディの生活は一変してしまうのでした。
レディはセーラおばさんから除け者にされ、口輪まで付けられてしまいます。
セーラおばさんに嫌気をさしたレディは家を抜け出しました。
ここでレディにさらなる悲劇がおとずれなんと野犬に襲われてしまいます。
そしてそんなレディの前に現れたのは自由気ままな雑種の野良犬「トランプ」でした。
劇中でレディは夜の間だけレディの寝室から出ないようにとジムに言われます。
ですが、レディはジム達と一緒に眠りたいという思いから、何度注意されようとも扉の前にイスを置かれてふさがれてしまっても決して諦めることはありませんでした。
そしてレディは無事に扉を開けることに成功するのでした。
元プロテニスプレイヤー松岡修造さんの「100回叩くと壊れる壁があったとする。でもみんな何回叩けば壊れるかわからないから、90回まで来ていても途中であきらめてしまう。」という名言がある通り、諦めなければ必ず道は切り開かれるのです。
諦めてしまうと後悔としてこの先あなたの心に残り続けます。
「あの時諦めなければ今頃…」と後悔する時間を生み出さないようにするためにも、何事も諦めないことが時間確保へ繋がるのです。
劇中でトランプは以下のように仲間のために行動するシーンがたくさんあります。
・野犬として捕まってしまった仲間を檻から解放する。
・野犬に襲われていたレディを救うために自ら飛び込んで守りにいく。
・身動きがとれないレディのために家に入ってしまったネズミ退治に向かう。
そしてその分下記のような仲間に頼るシーンも多くあります。
・ピザ屋に骨をいただく、スパゲッティをご馳走してもらう。
・ビーバーにレディの口輪を外してもらう
トランプは助け合いの精神を大切にし世渡り上手として生き抜いているのです。
人間は仲間のために行動できない人や自己中な人のために何かをしてあげよう、行動をしてあげようとは思いません。
周りの協力を得られれば、物事をスムーズに運ぶことができ、結果として時間に余裕が生まれます。
劇中で赤ん坊という存在に自分の居場所を奪われてしまったレディは、赤ん坊とはいったいなんなのかと一目見たくなりました。
いざ赤ん坊を目の前にすると、その可愛さたるや…
加えてジムとダーリングの幸せそうな顔を見て、今の環境を受け入れ、私もこの赤ん坊の面倒を見ることを決心します。
またレディはトランプと一緒に野良犬の暮らしをすることにもなりますが、今までの裕福な暮らしとの違いに順応して、
泥臭いことでもしっかりと幸せを感じるようになります。
人間は新しい人との出会いや新しいことを学ぶ・覚える必要があったりと、環境の変化に対応することにとても体力を使います。
人によっては体調を崩してしまう方もいらっしゃいます。
だからこそ、すぐに環境に順応できるレディのように新環境に馴染んで行きましょう。
それでも、順応が難しい場合は環境を変えてみることも手です。
無理にとどまることも無駄に時間を浪費してしまうので、見極める力も大切になりますね。
レディは悩んでいる時は、1人で抱え込み過ぎず、近所の犬仲間でもある「ジョック」と「トラスティ」と一緒に飼い犬会議を開きます。
周りに相談し、ストレスを発散するだけでも、心がスッキリとして、悩む時間が減ります。
1人で悩んでいても解決しない場合、誰かに話を聞いて欲しい場合は我が身大事で気軽に相談してみましょう。
いかがでしたでしょうか。
私は仲間を頼り一緒に道を切り開いて行くことが時短への近道ということを学びました。
自分1人では心が折れて、挫折してしまうことも自分を助けてくれる仲間がいれば、協力し合うことで負担や悩む時間も減り、1分1秒でも未来のために時間を使えるようになるのです。
それでは、ご読了ありがとうございました。