みなさん、今はめんどくさい、後でいいやなどの理由で物事を先延ばしにしてしまった経験はありませんか?
私はたくさんあります!何をするにしてもめんどくさく結局ごろごろしてしまうような人でした 笑
多くの人にとって、先延ばしは悪い習慣のひとつとされています。
仕事や勉強、プライベートなど、様々な場面で「やらなければいけない」と思いながらも、なかなか手がつけられないことがあります。
何もしないで時間を浪費してしまうことで、ストレスや不安を引き起こし、最終的には成果の質にも影響を与えます。
当記事では、先延ばしの原因そして改善方法についてご紹介させていただきます。
なぜ人は物事を先延ばしにしてしまうのか。
その原因について考えてみました。
- モチベーションが低い。
- 集中力が続かない。
- 自分との約束を守ることができない。
- 自分に自信が無い。
①モチベーションが低い。
先延ばしをしてしまう一つの理由として、モチベーションが低いことが挙げられます。
モチベーションとは、「やる気」や「やりがい」のことで、やる気があるときは自然に行動に移せますが、モチベーションが低いときは、行動を起こすのが難しくなります。
モチベーションが低い人は、先延ばしをしてしまいがちです。
モチベーションを高めるためには、自分が目指す目標やその達成によって得られるメリットを明確にすることが重要です。
②集中力が続かない。
先延ばしをしてしまう理由の一つとして、集中力の欠如が挙げられます。
集中力とは、ある課題に向き合って、それに集中して取り組む力のことで、集中力があるときは効率よく作業が進みますが、集中力が低いときは、作業に時間がかかったり、途中でやめてしまったりすることがあります。
特に昨今の時代背景により、すぐにスマホやテレビを見てしまったりと注意が散漫になってしまうことも問題とされております。
集中力を高めるためには、環境を整えることや、集中力を高めるトレーニングを行うことが有効です。
③自分との約束を守ることができない。
先延ばしをする人は、自分自身との約束を守ることができないことが多いです。
たとえば、あるタスクを明日の朝までに終わらせると決めたにもかかわらず、夜更かしをしてしまい、結局朝までに終わらせることができませんでした。
このようなことが繰り返されると、自分自身に対する信頼感が失われ、先延ばしのクセが強まることになります。
そこで、まずは自分自身との約束を守ることから始めましょう。
約束した締め切りやスケジュールを守ることで、自分自身に対する信頼感を取り戻すことができます。
④自分に自信が無い。
最後に先延ばしをしてしまう理由の一つとして、自分に自信が無いことが挙げられます。
自信が無い人は、自分の能力に不安を感じ、行動を起こすことを避ける傾向があります。
またその課題に対しての「達成できる」という思いが低い可能性があります。
自信がない状態に陥ってしまうことは、誰にでもあることです。
ですが、自己肯定感を高めたり、新しいスキルを学んだり、目標を設定することで、自信を回復することができます。
実は、環境が変わらないと考え方や習慣、行動を大きく変えることは難しいんです!
一度身に付いてしまった癖を治すことは大変です。
生活習慣の一部として身に付いてしまったその癖を治すためには、あなた自身の取り巻く環境を変える必要があります。
理想としては、引っ越し、転職をした際や新年度、新学期などの切り替わりの時期に物事に挑戦してみることが良いでしょう。
もちろんそこまで大がかりなタイミングまで待つのはちょっと…という方もいらっしゃると思います。
その場合は、作業する場所、時間帯を変えるだけでも効果があることでしょう。
普段だらけてしまっているタイミングにあえて違う環境で作業をする時間を設けることができると良いでしょう。
先延ばしをする人は、何かを始める前にため息をついたり、他のことをやろうとしたりすることがよくあります。
しかし、そのため息をつく時間や別のことをする時間を合わせると、実際にやるべきことをやる時間よりも長くなってしまいます。
そうならないためにも、「今すぐ始める」習慣を身につけましょう。
私が実際に先延ばしの癖が改善された方法を5選ご紹介します。
- 作業の中に「楽しい」を見つける。
- 自分自身にご褒美を与える。
- 目標を明確にする。
- 周りに公言する。
- 先延ばしをしないようにすることを習慣化させる。
①作業の中に「楽しい」を作る。
作業の中に楽しいを見つけるとありますが、これは2パターンあります。
1.作業自体が楽しくなるパターン。
2.楽しいことのついでに作業をするパターン。
上記の2パターンの内、「作業自体が楽しくなるパターン」に関しましては、作業を続けていく上で集中力が高まり、自然と楽しいと感じれるようになるでしょう。
ですが、その状態になるまでにエンジンがかからず先延ばししてしまう可能性があります。
そのために私がおすすめしたい方法として2つめの「楽しいことのついでに作業をするパターン」です。
具体的には、音楽を聴きながら、歌いながら作業をすることです。
私個人としては、自然音などリラックスできる音源を聞いて作業に取り組むのがおすすめです。
癒しを楽しむついでに作業を行うことで、気が付いたらこんなに捗っていた!なんてことが多々あります。
またスマホで音楽を聴く場合は、その間スマホを触れなくなるので、注意が散漫になってしまう可能性を減らすことにも繋がります。
②自分自身にご褒美を与える。
先延ばしをする人は、やるべきことをやらないことによって、罪悪感を感じることがあります。
しかし、先延ばしを習慣化すると、そこに罪悪感を感じなくなってしまうようになるのです。
そこで、自分自身にご褒美を与えることで、先延ばしのクセを改善することができます。
好きなものを買ったり食べたり、好きな映画を観たりなど自分の好きなものを決めて良いのです!
またご褒美を与えることで、達成感を得ることができ、モチベーションを高めることができます。
③目標を明確にする
目標を明確にすることは、先延ばしのクセを改善するための重要なステップです。
目標を明確にすることで、やるべきことが何であるかを明確にし、それに向かって進むことができます。
また、目標を明確にすることで、達成感を得ることができます。
達成感は、モチベーションを高め、先延ばしのクセを改善するための強力な武器となります。
ただし、目標を設定する際には、現実的で、具体的、かつ実行可能な目標を設定することが大切です。
④周りに公言する。
目標を達成するために、公言することは非常に有効な方法です。
公言することによって、自分に責任を負うことができるようになり、プレッシャーを感じることで、自分自身に対して約束を守ることができます。
また、周りの人々に自分の目標を共有することで、サポートを受けることができます。
さらに、公言することで、自信を持つことができます。
自分の目標を公言することで、自分自身に対して自信を持ち、励みになります。
周りの目を気にしてしまったり、自信が無いと感じる人におすすめの方法になります。
⑤先延ばしをしないようにすることを習慣化させる。
最後に、習慣化することが大切です。
先延ばしの癖が習慣化されてしまった怖さは身をもって知っていることだと思いますので、今度は逆に利用してあげましょう。
ですが、いきなり大きく作業の時間を設けることは難しいでしょう。
そのためには少しずつ身体を慣らしていく必要があります。
例えば、毎日30分読書をしたいのであれば、まずは1日1ページだけ読む、筋トレをしていきたいということであれば、1日に腹筋を5回だけやるというようにハードルを低くして徐々に量や時間を増やしていくと良いでしょう。
よく言われる1日5分やるだけで痩せる!ダイエットできる!というサイトや動画がありますが、実際はその5分ですら手間に感じてしまうんですよね 笑
その場合には数回だけ、1分だけというようにスタートを小さくしてあげると良いでしょう。
加えて人から言われた目標より、自分で設定した目標のほうが気楽に取り組むことができ、達成感も得られやすいです。
ここで大事なことは習慣化するためには、継続的に行動することが大切ということです。
継続できそうな難易度やハードルで取り組んでみましょう。
いかがでしたでしょうか。
先延ばしは、誰にでも起こりうる悪い習慣ですが、それに対する対策を考えることで、克服することができます。
まずは何よりも自分自身に対して優しく接することが大切です。
自分を責めても、状況は改善しません。
その上で、環境を変え、意識や行動の改善をしていきましょう。
それでは、ご読了ありがとうございました。