みなさん、王様の剣をご存じでしょうか。
色々な作品のモデルになっているアーサー王物語がモデルのお話しになります。
アーサーやマーリンなど、一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。
アーサーことワート少年のどんな言いつけも守るピュアな姿を見ると応援したくなりますよね。
今回はそんなワートから学ぶ時短テクニックや時間確保術をご紹介致します。
それはロンドンでの遠い昔のお話し、ある日イギリスの国王が亡くなりました。
王様に世継ぎの者はおらず、国中で覇権を巡って戦いが起こりました。
そんな時1つの奇跡が起きました。
石台と一本の剣が天より現れたのです。
その剣の柄には、『この剣を石台から引き抜いた者こそ、次の国王である』とメッセージが刻まれておりました。
しかしあらゆる人々が剣を抜こうとしましたが、誰も抜くことはできませんでした。
そして王の席は空席のまま時が過ぎ、その奇跡の剣のことは次第に人々の記憶から忘れ去られていったのです。
そして本編は魔法使いの老人「マーリン」は、「アーサー」こと通称「ワート」と出会うところから始まります。
未来を知るマーリンはピュアでひ弱なワートを立派な国王に育てるべく面倒を見ることを決めたのでした。
劇中でロンドンへ行くという目標を抱いたアーサーは、そのためなら何でもするとマーリンに言います。
さらにマーリンはアーサーの事を「何事をやるにも一途に取り組む身も心もぶつけて行く」タイプとも言っております。
もちろん何でもすると言っても、悪いことはNGです。
ここで言いたいのは、めんどくさいことでも後回しにせずに行動しようということです。
めんどくさがること、怠けることに時間を割くことは無駄なことです。
その分、肝心なことのために割く時間が減ってしまいます。
少しでも有意義な時間を過ごすためにも思い立ったらすぐに行動しましょう。
どうしても怠けてしまう方は、時間設定しておくと良いでしょう。
この時間までに目標や目標のための行動を済ますというようにするのです。
人間は空き時間を得た時、時間いっぱいまでの使おうとしてしまいます。
夏休みの宿題をまだまだ時間があるからと先延ばしにしてしまったりですね。
そうならないためにも、時間設定をしておくことが時間を無駄にしないコツになります。
アーサーは空想が大好きです。
「きっと嬉しいだろうな…僕が白馬にまたがって次々とドラゴンやワシや人食いオオカミを倒せたら…」と自分の将来を思い描くことができます。
何事に挑戦をするにしても本番までにイメージトレーニングを積んでおくことで、パフォーマンスの発揮力が変わってきます。
場の空気感に慣れたり、流れを通して身体に染み込ますことができます。
さらにはイメージトレーニングをしたことで見えてくる修正点が見えてくることがありますので、クオリティを上げるためにもうってつけになります。
劇中でアーサーは、マーリンの魔法を見たり、自分の姿が魚やリス、鳥になった時も常識や固定概念に囚われずすぐに状況を飲み込み順応して行くことができます。
「自分に分からないことがあるからってそれが間違いとは言えないでしょう」という台詞を残しているくらいです。
人間は今まで慣れ親しんできた環境が変わることに拒否反応を覚えます。
大事なことはここでいかに早く順応していくかです。
例えばスマートフォンが登場した時、すぐにガラケーから乗り移れたでしょうか?
その間にもキャッシュレス化やサブスク化とどんどん新しいことに合わせて時代は変わっていきましたね。
この波に乗り遅れれば乗り遅れるほど、取り戻すことに時間を浪費してしまいますし、何より、
「周りはもう順応してるのに自分はまだ…」
「そのうち自分も順応しよう。」
というように考えることが無くなることで時間に余裕が生まれるようになるのです。
自分の知らない新しいことに出会った時は、1度自分の常識というメガネを外して物事を見てみましょう。
劇中でアーサーは、サメやオオカミ、悪い魔女に襲われてしまいますが、前もって教えられていた知識を活かすことで難を逃れます。
事前に知識を入れるだけで「事前に調べたことだ」と心に余裕が生まれ、状況を受け入れ冷静に対応することができるようになります。
よく本番で失敗してしまうと言う方がいらっしゃいますが、大きな原因として事前の準備不足というのが挙げられます。
準備不足の方こそ、本番でいつも以上の力を出そうとしたり、あとは本番でどうになるさと本番を迎えてしまう傾向にあります。
だからこそ余裕を持って臨むためにも、前もってしっかりと準備をしておくことが大切なのです。
せっかくの機会に直面しても、対応する余裕が無ければその時間は何もできませんし、無駄な時間を過ごすことになってしまいますので気をつけましょう。
いかがでしたでしょうか。
私個人としてはアーサーの新しいことでもすぐに受け入れられる姿は改めて見習いたいと思いました。
今回は、仕事でのプレゼンテーション、学校での発表や受験や資格試験など、様々な本番を控えた人のために刺さるテクニックが多かったですね。
どれもすぐにでも取り入れられそうなものばかりなので、ぜひともご活用ください。
それでは、ご読了ありがとうございました。