今回は『非常識な休日が、人生を決める。: 結果を出す人がやっている50の逆転の時間術』
という本を書評させていただきます。
はじめに、この本をはこんな方におすすめの本になります。
- 休み明けに憂鬱になってしまう方
- 仕事に追われて、休みが無い方
- 仕事とプライベートとのメリハリをつけるの苦手な方
上記に一つでも該当する方はぜひとも読んでいただくことをおすすめします。
内容として、全6章8節に分かれており、あなたの状況や環境に合ったタイムマネジメント方法が一目で分かるようになっています。
1節1分ほどで読めるので、スキマ時間におすすめの本になります。
書名:非常識な休日が、人生を決める。: 結果を出す人がやっている50の逆転の時間術
著者情報:千田琢哉
出版社:徳間書店
本の紹介:
時間の固定概念を崩し、新しい時間の使い方が学べる!
オンとオフの有意義な時間の使い方、休日の有意義な使い方などを時間を無駄にしない方法が満載。
「時間」を活用することの楽しさを教えてくれる斬新な切り口で、スラスラ読める。
この本を読み、時間の常識を覆した瞬間あなたは成功の一歩を踏み出しているのです。
①あなたのオンは仕事?プライベート?
まず初めにあなた自身がオンだと感じる、つまり力をいれている瞬間はどこにありますか。
仕事を頑張ってる時でしょうか、家事をこなしている時でしょうか。
人それぞれオンに当たるものが違ってくると思います。
それを踏まえて書籍内には下記言葉が記載されております。
オンはゆったり、オフに没頭。
4ページより引用
上記はつまり、オンの時にゆったりできるように、オフの時に準備をしましょうということです。
私の他の記事で何度か言っている、休日の前日までに予定を決めておきましょうという内容を例にあげますと、ここで言うところの、オンは休日当日にあたり、オフは前日までの準備にあたります。
休日当日に「今日はどうしよう?」「気づいたら昼になってしまった」とならずにゆったりできるようにするため、前日に過ごす内容を決めておりたり、必要な物の準備をしっかり済ませておきましょうという風になります。
②アリとキリギリスの話をご存じでしょうか。
突然ですが、アリとキリギリスのお話しをご存じでしょうか。
冬を越すためにアリが前もって準備を進めますが、キリギリスはまだ余裕があるし早いよとアリを小バカにします。
そしていざ冬を迎えるとキリギリスは冬を越す準備が間に合わず苦労してしまうというお話しになります。
そんな話を踏まえた上で、書籍内に下記言葉が記載されております。
連休に一発大逆転を狙わない。
36ページより引用。
ジャンル問わず、連休にまとめて頑張ろう考える方が多くいらっしゃいます。
私も以前はこのタイプでしたが、「これではまずい」と思い、日々少しずつに分けて頑張るように心がけるようになりました。
それは何故かと言いますと学生の頃テスト勉強を例に考えていきましょう。
テスト前の勉強を一夜漬けされた方には身に覚えがある話だと思いますが、このやり方は脳に定着されず、すぐに忘れてしまいます。
記憶は日々継続して学んでいるからこそ、しっかりと脳に定着していくのです。
以上のことから、毎日頑張っている人には連休にまとめて取り組もうとも追いつけないのです。
では、せっかくの連休にはどうすれば良いのかと言いますと、筆者はこのように述べております。
長期休暇は人生計画も練り直しに充てる。
38ページより引用
上記のようにあくまで連休は平日の時間に組み込めるように予定を立てることに使いましょう。
予定が立てられた上で時間に余裕があればその日から取り組めば良いのです。
もちろん先ほど記載したように休日・連休の予定は前日までに決めておければ尚良いでしょう。
③明日の準備ができていれば休み明けも乗り切れる!
月曜の朝が待ち遠しいなら、いい人生だ。
52ページより引用
書籍では筆者は上記のような記載があります。
私も月曜日の朝、日曜日の夜は今でも憂鬱になってしまうことがたまにあります。
そうならないためにも、休日の内に明日のための仕込みをしてあげると良いでしょう。
例えば、
「新しい文房具を買ったから明日学校で使うのが楽しみ。」
「今日得た情報について明日一緒に話したい」
というように明日に楽しみを作っておくだけで、休み明けの出勤・通学も待ち遠しくなります。
いかがでしたでしょうか。
力の抜き方、力を入れるべき瞬間などオンオフ在り方や休日をの価値を学ぶことができました。
書籍内にも記載のある通り休日は一年内、三分の一もあります。
この期間を無駄にすることは人生の三分の一を無駄にしてしまうことにもなりますので、休日を有意義に活用できるようにしていきましょう。
少しでもこちらの書籍に興味を持っていただけましたらぜひとも手に取ってみてください。
それでは、ご読了ありがとうございました。
良き休日をお過ごしください!